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「…あのなぁ、いつまで泣いてんだよ」
一護の部屋に行ったら、王はベッドに突っ伏してベソベソと泣いていた。なにごとかと思ったけれど、どうやら先日の戦いがお気に召さないらしい。 だって!と一護はヒステリックに叫んだ。
「村正のヤロー、おまえにあんなに触手巻きやが…」 「人聞きの悪いこと言うな。つーかおまえだって巻かれてただろ」 「俺の時は見えてなかったからいいんだよ!!おまえは自分じゃ見えなかったかもしんないけど…俺は見たんだぞ!!ほんと、すごい量だったんだから!!」 「もーわかったから。別にどこも妙なとこは触られてねーよ」 「妙なとこってどこだよ!!」 「…まぁともかく、そのくらいで泣くな。」
よしよしと頭を撫でてやるとうるさい、と一護はその手をはねのけた。
「…だって、おまえは俺のものなのに。俺と斬月のおっさん以外に見せたこともなかったのに。まさかアイツが入ってくるなんて…」 「…なに勘違いしてんだ」
床にぺたんと座っていた身体を抱き上げてベッドの上に放り投げる。ギシッ、と一護の体重でベッドが軋んだ。もうちょっと上等なベッドだったら、彼の軽い体重でトランポリンみたいになるのになぁ―とか、彼の上に覆い被さりながらどうでもいいことを考えた。
「俺がてめぇのもんなんじゃねえ。てめーが俺のものなんだよ」 「同じじゃないの?」 「ちげーよ。てめーは俺の王だ」 「俺が王なら、騎馬のおまえは俺のものだろ。」 「―物理的に、こーゆーコトをしてるのは俺の方なのに?」
一護の赤い口唇を舐め上げて聞いてみる。自分にはない色だからか知らないけれど―とても魅力的というか、美味しそうに見える。―事実一護の口唇はとても甘くて、それでいて癖になりそうな味だった。…単に惚れているせいなのかは知らないけれど。
「うるせーな、どっちにしろおまえは俺の一部なんだから、どう考えても俺のものだろ!!それなのに村正なんかに触られるとか…」 「触られてねーよ」 「触手が触っただろ!!!」 「…」
キリがないなぁと思って、うるさい口唇を塞いだ。なにって、黙らせるにはこれがいちばん早い。 この王が喜ぶように…時間をかけて、何度も角度を変えながら丁寧に貪っていくと―あッ…と甘い声が漏れた。
「そんなカワイイ声出しといて、良く言うぜ」
このままじっくり頂いてしまおうと、やらしい口唇をもういちどペロリと舐めた。
「―やっぱり、てめーが俺のものなんだよ。まだわかんねーの?」 「うるっ―さ…」 「そんな生意気な口が二度ときけないようにしてやんよ」 「てめっ、王に逆ら…」
一護はかたくなに自分を服従させたいようだったけれど、シャツの裾を捲り上げて桃色の突起に軽く歯を立ててやったらさすがに逆らう気もなくなったようで口唇を閉じた。
―そうだ、たとえ王であってもこれだけは譲れない。
…
お ま え は こ の 俺 の も の な の だ
。
「…まぁでもさ、とりあえず触手が目に見えなくて良かったよな」 「は?」 「一護に巻かれてるとこ見たら、アイツ殺してた」
終わったあとにそう言ったら、おまえなぁ…と一護は溜息をついた。
「…まぁ、俺も殺しそうな勢いではあったけど」 「一護はホントに殺ったりはしねーだろ。俺はするよ」 「…わかんねーよ。おまえのためなら殺るかも。」 「!」
一護は自分の首に腕を回すと―不覚にもちょっと赤くなった(と思われる)頬に掠めるようなキスをしてザマーミロ、と笑った。
―前言撤回、やっぱりこの王には敵わない気がする…とキスされた頬を押さえながらぼんやり思った。
***
せっかくアニメで美味しいことになってたので、ちょっと考えてみましたww これ黒白verも書こうwww はぁ、はやくふたりがけっこんすればいいのに… 庭付き一戸建てガレージ&犬猫付のおうちで新婚生活… あのアニメは私を益々病ませるつもりだとしか…(*´Д`)'`ァ'`ァ 私も病みきったイヅルくらいの領域に到達しそうです!\(^q^)/(どんな領域だよ!) それより、タイトルが合ってないwwww← いや、結局(惚れた弱みで)服従させられちゃうのよv(…)ということが言いたかったんだがw りょーじょくエロとかを期待していた人がいたらすまないという気持ち\(^q^)/ |
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