ホワイトウォーター 「…次!!!!!!恋次!!!!!!!!!」 ―聞き慣れた声で、誰かが自分を揺さぶっている。 やけに切羽詰まった必死な声で…しかも何故だか身体があちこち痛いものだから―何か大きな戦いでもあって自分は死にそうにでもなっていただろうか??―とか一瞬本気で考えた。 思い当たることがない、と確信しつつ恋次が瞳を開けると―‥大きな瞳に大粒の涙を溜めた一護に思いっきり抱き着かれた。 ―やっぱり自分は死にかけていただろうか? 「…恋次!!!!!!!!」 一護は大袈裟に叫んで更に強く抱き締めて来たが、この状況では痛いだけだった。 「…どーしたよ」 恋次が呆れて涙を拭ってやると、一護は更にぼろぼろと涙を零した。 「―よ、かった…生きてて…。犯し殺したかと思った…」 「…」 ―そうでした。ゆうべ一護に抱かれたんでした。冷静になると自分は全裸です。 「なんかもー‥起きたらレイプしたみたいな状態になってるから…マジ焦った…」 一護は真っ青な顔で涙を拭いた。 確かにベッドは血やら体液やらですごいことになっているし、ひとり用の狭いベッドから落っこちた揚句に床の上で交わったりしたものだから―ベッドばかりかその周辺もぐっちゃぐっちゃという有様で。レイプというよりはむしろ、強盗殺人か強姦殺人かといった感じだった。 まぁ、自分の家じゃないからいいけれど。 仮にもここに暫く住んでいたルキアが見たら卒倒するだろうな、と恋次はぼんやり思った。 「大袈裟だな…どこの誰がセックスで死ぬんだよ」 「やり方によっては死ぬだろ!!!!」 ―そりゃあそうかも知れないけど。 「まぁ、多少乱暴だったけどテメーらしくて良かったんじゃねーの?それに、悪くなかったし…」 「―あんなに、血が出てもか?」 一護は疑わしげな眼差しでちらりとベッドの惨状を見て言った。 まぁ確かに、一護の血であるはずないからあれは全部自分の血なんだろう。一護の性格なら、あれを見て自分を責めるのも判るけど―‥血といってもせいぜい局部が切れた程度のものだろうし。 今までして来たあらゆる命のやり取りに比べたら―少なくとも合意のセックス程度では、しょせんどんなやり方をしたところでたかが知れている。 「アホ。血なんざいつでも流してんだろ」 「…」 「…俺も男とは経験ないから詳しくねーけど…男同士の初体験なんてこんなもんなんじゃねーの?」 「…」 「もっと酷い怪我なんか何度もしたじゃねぇか」 なんで俺が慰めてやってるんだ、とか思いながらも淡々と言葉を紡いでいると、一護がぼそりと口を開いた。 「…これを戦いと一緒にすんなよ」 「―!」 ―そうだ、こいつはこういうやつだった。 最も自分は彼のこういうところが好きで、心の底から惚れ込んでしまって―文字通り身も心も捧げてしまう気になったのだけれど。 「あ、そ。じゃあもう慰めねー。反省しろ、ヘタクソ」 もちろん上手い下手の区別なんかつかないけれど、慰められるより責められたいようなので軽く罵ってやる。 「―うん、反省する。反省してまずは風呂に行こうぜ。部屋片すにしても、俺らがこれじゃあな…」 ―謎な反省方法だった。 「いーけど、一緒に入るのか?」 「だって、それ…」 それ?と一護の指さした先を見ると、自分の内腿を伝って落ちるそれは紛れも無く一護の精液で―ちょっと動いてみるととぷん、といやらしい音を立てて自分の奥からそれが零れ落ちてくる。 腿を伝わる冷たい感触と真っ白な色が実にやらしい。 「…おまえと見たAVで必ずあったシーンだな、コレ。」 「落ち着いてる場合かよ!!とりあえず早く行くぞ!」 一護は焦ったせいか、顔が真っ赤になった。 「…なんで、おまえが照れてんの??」 「うるせー。つか、おまえも照れろよ」 「いや、俺はもう昨夜の時点で照れを使い果たしたというか…」 そもそも男性器を受け入れてナカで出されたという時点で、己はもう恥も外聞もなくなったと言っていい。 もっとも―相手が一護でなかったら気でも狂いそうだが。 「お兄ちゃんーー!!!お風呂沸いたよ!!!!」 一階から一護の妹が声を張り上げて兄を呼んだ。 「サンキュー、遊子!!!」 「おい…家族いんのに一緒に入るのか?こんな昼間っから…」 「それどころじゃねえだろ。第一、あんだけ暴れたんだからとっくにバレてそーだし…」 それどころじゃねーのかよ、とツッコみたい気持ちを抑えつつ―恋次は重いカラダを立ち上がらせようと試みる。 「…立てるか?」 「残念だったな、立てますよー‥」 と、恋次が膝を立てた瞬間―どろ、とまたそれが伝い落ち― 「あわわわわわわわ…!!!!!ティッシュ、ティッシュ!!!!」 ―結局、ティッシュを探し出すより先に一護の肩に担ぎ上げられて風呂場に連行される羽目になった。 結構体格も違うのに軽々と担ぎ上げられたことに恋次は少なからずショックを受けたが、まぁ今更だとすぐにどうでも良くなった。 「この状態で浸かるのも何だから、まずは洗ってやる」 浴室に着くなりシャワーのお湯を思いっきりぶっかけながら一護は偉そうに言った。 「は??おまえが??俺を???」 「だって、自分でやるか?そんなとこに指突っ込んで??俺が見てる前で???」 「…」 そうか、こういう場合そういう面倒くささもあるのか…と恋次はぼんやり思った。 そういえばAVでも必ず指で掻き出してるシーンがあったっけ… 「…判ったから。おまえの好きにしろよ」 おう!!と勢いよく返事をして、一護は恋次の後ろに回った。 座って、と床に腰を下ろされる。固いタイルに座ると、流石にズキッと痛みが走った。 「ッ―」 「大丈夫か?まぁ任せろ。俺は二度もヘマをする男じゃないぜ」 一護はぺろり、と自らの指を舐めると、後ろから腕を回して恋次の足を優しく割ると―そこに指を這わせた。 うまいなぁ、と呑気に感心した。 「…やっぱ、結構切れてんな…滲みる?」 「触っただけで判んのかよ…」 「判るよ、おまえのカラダのことは…」 …一度寝ただけで大した自信だ。 「ごめんな、ゆーべは夢中で…」 「いーって…テメーも意外としつこいな」 「予定ではもっとゆっくり―優しく抱いてやるはずだったんだけどさ。…あんまり制御出来なくて」 「…」 そんなことを言われたら、何をされても―どんなに酷く抱かれても許してしまう、と恋次はこっそり思った。 だいたい自分は相手が一護だというだけでどんな抱かれ方をされようが感じるのだ―多分。 「…次からちゃんとゴム使うから。今回だけ我慢して、な?」 え、ゴムってナニ??何かヘンな道具???…とか恋次が余計な心配をしている間に、暫くそこを撫でていた指が円をかくみたいに動いて―‥つぷ、と侵入して来た。 「―ぁッ」 堪らず声が出たので一護がびくりと反応した。 「こ…声出すなよ、興奮したらどーしてくれんだ!」 「そんなこと言われても、出るもんはしょーがねーだろ!!」 だいたい好きな男と全裸でこんなに密接していて―おまけに指まで突っ込まれて感じるなという方が無理だ。 ―ハタから見たら凄まじい光景だとは思うが。 「声出すなってんなら…なんか気が紛れるよーな世間話のひとつでもしろよ!!」 「え、えぇ????―んと、今なら薔薇族に載れるな、俺ら。ホモ全開ってカンジ?」 「??????ナニソレ???????」 「えーと…」 雑談(?)の間に限界まで突き進んだ指を動かしてみる。溜まっている液体を逃がすように指をちょっと立てると、一護の指を伝って白い液体がぼとぼととタイルに落ちた。 「うっわ…!!!こ、これはエロすぎる…」 「何感心してんだ…早く終わらせろよ!!!」 「いや、まだ結構残ってて…すげぇ、ぬるぬる…」 「あの、なー‥」 「これ全部俺のだよな…。俺ほんとに恋次と繋がったんだ…」 「だから…興奮するよーなこと言うなって…」 「確かにこれは興奮するなって方が無理だな…」 一護は息を切らせながら恋次の中にもう一本指を差し入れた。 「ちょっ―!!」 「二本使って開いた方が効率いいんだよ!我慢しろ!!早く終わらせないと色々やばい!!!」 「なんでそんなに必死なんだ!?てか、開くとか言うな!!!」 もはや家どころかどこまで響いているかも判らないくらいの大声で騒ぎながら―何とか己の欲望をカラダの外に出す作業は終了した。 「…うん、キレーになった。処女っつっても通用する。」 「あ、そ…なら早く抜いてくれ…(ツッコむ気力なし)」 「…つか今ので俺、恋次のイイトコ判っちゃった」 「はぁ!?」 「…ホラ、このへん」 一護は楽しそうに体内に入ったままの指を動かした。 「テメ…覚えてろよ!!―っあ」 「当たり??」 「―ぁん!!ほんと…や、め…」 「…しまった、なんか俺までやばい…」 ならば声を聞かなければいいんだと、とりあえず相手の顔をこちらに向かせて口唇を塞いでみる。 おかげで声はやんだものの―せめてもの反抗のつもりなのか恋次の方から舌を侵入されて、余計興奮するはめになった。 「わっ…舌入れんなよっ―逆効ッ…」 「…(ばーか)」 ひととおり口内を貪り合って離す頃には―当たり前だけど、お互いすっかり火がついてしまっていた。 「…いちご。」 「―ナニ?」 「イきたい…」 恋次は素直に言った。まぁ、当然の希望だと一護は思った。 「…だろうな。でもキズ治るまで入れんのは避けたいし…指だけでいい?」 「なんでもいー‥」 「後ろだけでイける??」 「―おまえの指なら…」 「―!!あんま可愛いこと言うなよ!ホントに!」 一護は埋めたままの指を今度は遠慮なく動かした。 「―あっ!!!」 「イイ表情すんなぁ、おまえ…」 また軽く口付けてから、空いている方の手を回して胸の飾りに触れる。最初は撫でるみたいに軽く触れて―次第に強弱をつけて刺激を与えてやると、元々張り詰めて立ち上がっていた胸の突起はあっという間に硬度を増していく。 指で摘んでやると恋次の身体はビクンと跳ねて、体内の指が締め付けられるのが判った。 触ってもいないのに前から溢れ出した体液で一護の指は―今度は恋次のもので―びしょ濡れになる。 「やらしいカラダ…。白哉が知ったら何て言うかな…」 「…おまえは…、―AVの見すぎ…」 「そーだよ、言ってみたかったんだよ。言ってみたいお年頃なんだよ!!」 「じゃあ好きなだけ何とでも言え…っあ、ああんっ」 「あー‥恋次の声聞いてるだけで俺もイけそう…」 「待てって…もーちょっと我慢したら…次俺が口でしてやるから…」 「マジで!??」 「そんな食いつくなよ…みっともないやつだな…」 ―で。 挿入こそしなかったが、結局浴室プレイを一通り堪能する羽目になり。 お互い欲望が落ち着いてからもう一回身体を洗って(今度は指を入れる必要もないし)、シャンプーもして、ついでにリンスもして、お湯に沈んで(…もっともこんな家庭用の湯舟に男ふたりで入るのは不可能だから交代で浸かったけど)―ようやくふたりは浴室から出た。 ―いったいどのくらいの間ここに篭っていたのかすらさっぱり判らない。 「あーさっぱりした!!―けど考えてみたらこの後部屋の掃除があるんだよな…」 「しかも考えてみたらおまえあの部屋にカラダ放置して来ただろ…。あんなところにおまえの抜け殻が転がってたらかなりエグい図だぜ…」 「まぁ今からすぐ片付けるからだいじょ―‥」 と一護が呑気に笑った瞬間、ギャーーーーーー!!!!!!と二階から妹の悲鳴が聞こえてきた。もちろんこの家は普通の一軒屋であるから、外側から鍵なんか掛けられる仕様ではない。(っていうか、そもそも内側にもないけど) 防ぎようのない事故ではあるが―‥それ以前に風呂に長居しすぎたのが全て悪いから自業自得だ。 「おにーちゃんがレイプされてるぅぅぅぅぅーーーーーーーーー!!!!」 「遊子、親父には黙っときなよ、泣くから。」 当然と言うべき遊子の絶叫と―対照的に末恐ろしいくらい冷静な夏梨の声が浴室まで響いた。 「お前らーー!!俺レイプされてないから!!犯した方だから!!!!」 「オイコラ待て。心配するのはそこじゃないだろ…教育上良くなすぎるだろ…アレ…」 ―結局、浦原に頼んで妹たちの記憶を消してもらったとか、何とか。(※有料) |
これも満員電車と会社の昼休みにケータイで打ったえろ小説。(…)
係長事件(08/3/7)(日記参照)でうなされていたため益々えろくなったというね。。。(虚ろ)
別にたいしたことねーけど。極めてノーマルなえろですけど。
でもまー私にしてはえろい方かな。
用意周到で超うまくて手馴れてる黒崎さんもいいけど、勢い余ってる黒崎さんもいいなぁ…と思って書いたやつ。
まぁ黒崎さんならなんでもいい\(^o^)/(おい)
これも書いた後でどうにかお題にこじつけようと思ったんだけど…
どう頑張っても無理ですた!!!!\(^o^)/(…)
てかこれも絶愛4巻とそー変わんねーよwww
しかも部屋がぐちゃぐちゃとかどう考えても絶愛4巻…(もういい)
なんか一恋は(私にしては)エロばっか書いてる気がする。。。
私えろって殆ど書いてないつもりだったんだけど、他のジャンルとか読み返したら実はそうでもない???
…ま、何でもいいか。(あっさり)
つか私は本当にAVネタが好きなやつだな。。。orz
ちなみに流血とかそんなに好きじゃなくって、女の子(男性向け)ならまだモエるんですが、
男だとどうしてもそれって切れ痔の類…と思うと萎えるというね…あ、すいませんどうでもいいですか。\(^o^)/
タイトルのホワイトはもちろんエロい意味ですのでそこんとこよろしく。(せんでいい)
しかし相変わらず煮え切らない終わり方すぐる\(^o^)/
あんまり無意味な話を書くなと言いたいww
あ、もしかしてこれがヤマナシオチナシ(略)っていうやつですか?ww
080309
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