…ぱちん。
「いちご、」
…ぱちん。
「いちごってば」
白い虚の黒い爪を切ってやっていると執拗に名前を呼ばれた。
「なに?」
「…あのさぁ、いちごいっつもこの体勢で切るけどさぁ。俺といちごってまったくおんなじ体型なんだからぶっちゃけ無理ない??」
この体勢―というのは、後ろから抱き締めるみたいに腕を回して切ってやっているこの状態のことだろう。
でも自分も別にイチャイチャしたくてこんな体勢を強いているわけではない。最初は普通に前から切っていたのだけれど、前からのアタックでは他者の爪は異様に切りにくくて―‥こうやって向きを同じにした方が断然切りやすいのだ。
「大丈夫だって。おまえちっちゃいし。」
「小さくない!!!俺はいちごとおんなじサイズだって何回言ったら判んだよ!!」
虚はムキになって否定した。
「切ってやってんだから文句ゆうなよ。おまえが爪の切り方わかんないってゆーから切ってやってんだろ!!」
「それは最初だけで、何回もいちごが切ってくれたからもう判るよ!!そんなこと言うんだったら自分で切る!!」
だいたい、と虚は続けた。
「前からだと切りにくいからこうしてるんだったら、なにも抱き締めなくったってふつーに隣に並んで切ればいいと思う」
「おまえなぁ、抱き締められるのが嫌みたいな言い方すんなよ」
「そーゆうわけじゃなくて、いちごがかたくなにこんな効率悪そうな切り方を通すからだろ!!ふつーに抱き締められる分には気にならないけど、爪切りはゼッタイこんな体勢向いてない!!」
かわいくない…、と思いつつ、ぎゃんぎゃん吠えている口唇をちゅ、と塞いだ。
「…こーやってすぐキス出来るとことかいいと思うんだけど。」
「ば…ばか!!!なにも爪切ってる時にそんなことしなくても、いっつもやってんだからいいだろ!!」
「俺はいつでもおまえとシタイんだよ、わかるだろ??」
丸く切り揃えたばかりの爪先をぺろりと舐めてぱくんと口に含むと虚の手がびくっと震えた。
「いちっ―‥またテメェそうゆうセクハラを―」
「恋人がするのはセクハラじゃないだろ?」
抗議は軽く流して口内に含んだ指を付け根まで―‥口でするときみたいに舐めてやった。
「いちご、ちょっ―」
「…感じた?」
わざと耳元で聞いてやると他愛ない虚は泣きそうになった。
自分でもちょっと卑怯だと思うけれど―こんな攻撃(?)で泣きそうになるようではどれだけ口論したところで自分に敵うはずもない。
この虚の正体すらも良く知らなかった頃―‥なにもあんなに怯えなくてもこんなに可愛くてはどっちにしろ自分が押し倒してオワリだったなぁ、と昔のことをぼんやり思った。
「人がまじめに話してるのにすぐそーやってごまかす…!!」
欲求に忠実に行動しただけで別にごまかしたつもりはないが、目を潤ませてかなり怒っているのでさすがに悪いなぁという気持ちになった。
「…うーん、今の今まで後ろから切った方が切りやすいからこうしてんだとずっと思ってたけど、確かにサイズおんなじだから無理あるしおまえちょっとキツそうだよな。それならホントに隣に並んで切ってやればいいわけで。」
「だろ!?」
「…だから今気付いたけど、やっぱり俺おまえをこうしてたくてわざわざこうやって切ってるのかも。」
「はぁ!??」
虚は呆れて顔を顰めたけれど、気にしない。
「だから、こうしたい時は別にこれでいいだろ?ふつーに切る時はおまえが言ったとーり隣に並んで切ってやるから」
「なにそれ…。全然よくない気がするのになんか言い負かされそう…」
釈然としない様子の虚の指先を再び捕まえて―ぱち、と残りの爪を切る作業に戻った。
時々指先にキスしたり額やら口唇にまでキスしたりするから、確かに虚の言った通り効率は(かなり)悪い。
まぁ、こういうのも甘い時間のうちなんだから間違っていないと思う。
「そういえばおまえさ、昔…爪は何色がイイ?とか言ってたことあったじゃん」
「…そうだっけ?」
「あんだけ言っといて忘れてんなよ!!おまえが俺の上に跨がって迫って来てた頃の話だよ!!…まぁとにかく、あの頃はおまえがそんなこと言ってるからもしかしてわざわざ色塗ってるのかと思ってたんだよな…。でも、生えてくる爪もちゃんと真っ黒なんだよな〜」
つやつや光る爪先をしみじみと見つめて飽きもせずにまたキスをしたら、虚はちょっと悲しそうな顔をした。
「…まぁ、あのころはいちごを困らせるためならあることないこと何でもゆってたから。」
「?…なんで悲しそうなの?」
すれ違っていた頃のことを思い出した…というわけでもなさそうな顔なので、金色の瞳を覗き込んで聞いてみた。
「だって、こんな色きれいじゃないよな?…真っ黒だし。」
「…!」
虚が本気で悲しそうなので思わず爪切りを床に置いてそのままぎゅっと抱き締めた。
―やっぱりこの体勢の方がいいじゃないかと頭の片隅で思った。
「ばかだなぁおまえ、こんなにきれいなのにコンプレックスなのか?」
「なッ―」
「いっつも抱くときに言ってるだろ?どこもかしこも…おまえはマジできれいだって…」
「きれいっつったって…俺はいちごの色違い…」
「俺とは全然ちがうだろ?この指も目も髪も…。だいたい俺はおまえほど睫毛長くねーし。このツメだって、オンナノコよりつやつやして手入れしてあるみたいにきれいだなぁってあの頃から思ってた」
「手入れなんかしてねーよ!!もういいよ恥ずかしい…!!」
虚は頬を染めてそっぽを向いた。その頬に口付けて呟くように言い聞かせる。
「…ほんとだよ。ハダカだけじゃなくて服着てても。おまえはぜんぶきれいだよ」
「…もういいって!!良く自分のことそんなに褒められるな」
しつこく畳み掛けられて虚はさすがに真っ赤になった。
むしろこちらとしてはそんな話をしていたら無性にそそられて、着物の衿をちょっとだけはだけて真っ白な肩口を軽く吸った。
「ッ…なんでいきなりサカってんの??」
「しょうがないだろ、今回はおまえが悪いよ」
「は?なんでだよ!意味判んねぇ」
「どこでシタイ?」
「人の話聞けよ!まだ爪切り終わってねーし!!」
「終わったらまた切ってやるから」
虚は溜息をついて中途半端に処理された両手の爪を見た。
「左手なんか手付かずだから、コレでツメ立てられたらいちご背中結構イタイよ。血ィ出るぜ」
「いーよ。爪立てられるの結構好きなんだ、なんか愛されてる感じでさ…。幾らでも刔っていいから」
「…そんなMみたいなことゆーんだったら、ほんとに大ケガするくらいエグってやるから!」
「いーよ、できるもんならな」
不満げな口唇にキスをすると、そのまま虚の細い手を引いて近場の寝室の扉を開けた。
珍しく抱え上げなかったので虚は少しだけ機嫌が良くなった。
「いちごがこんな手近なとこでヤるなんて珍しーね」
「ここ、確か鏡張りの部屋だったよな」
「‥‥‥え。」
「おまえ自分がどんだけきれいか判ってないみたいだからさ。見せてやるよ。しかもおまえは俺に抱かれてる時が絶対、いちばんきれいだから!!」
「いっ…いい!遠慮する!!百歩譲ってそうだったとしても、自分で自分のこときれいだとかゼッタイ思えないからムダだって!!!」
虚は途端に逃げ腰になって、握った腕が引き千切れるくらいの勢いで逃げ出そうとしたので、後ろから捕まえて抱き締めた。
「だっておまえどこがいいって聞いても答えなかったじゃん。どこでもいいんだろ」
「どこでもイイけどここはヤダッ…!!」
「なんで?」
「恥ずかしいからに決まってるだろ!!」
「だから興奮するんじゃねーか。空座の方で恋次と一回使ったことあるけど盛り上がったぜ?やっぱ直接視覚に訴えるってのはこう…」
「そんなこと聞いてねぇから!!」
虚はねこみたいに無理矢理腕の中から抜け出すと、もの凄い早さで白い斬月を引き抜いて構えた。
「ほぉー‥」
「どーしてもってゆうなら俺に勝ったら、鏡の前でどんなプレイでもしてやるよ」
「へぇ…その言葉忘れんなよ?」
「その代わり俺が勝ったら…そうだな、今日はお預け。たまには我慢しろよ」
「いいけど…カワイイおまえが俺に勝てると思ってんの?」
「どっからそんな自信が来んだよ!!」
「ハイハイ。そーだよな、たまには実力でおまえを捩じ伏せないとな。でもココじゃあ家が壊れるから外行くぞ」
「はーい」
虚は手を挙げて自分のあとをヒヨコみたいについてきた。
いつも抱き上げてばかりいるけれど、歩かせたら歩かせたでカワイイんだよなぁ、とか思わず頭の悪いことを考えた。
家から少し離れると例の如く荒野しかないけれど、こんなことがあった時やたま〜に修業だとか腕慣らしとか、この虚が退屈しのぎにザコを狩ったりするのに使用されている。
「卍解あり?」
「ナシ。このあとエッチすんだから。」
「バーカ、俺が勝ったらしねーよ!!!」
いきなり飛び掛かってきた虚をひらりと避けながら―‥抱かれてる時もいいけれどやっぱりこうして斬魄刀を握っている時は本気できれいだなぁ、と悠長に感心した。
―その後、結局決着がつかないままヘトヘトになってエッチどころではなかったとか。
『おまえの方が確実に勝てる賭けだったじゃねーか!!』
『気付かない方が悪いだろ』
さらに爪を切っていたことなどお互い記憶の彼方に忘れ去ってしまっていたので、虚の黒い爪はしばらくのあいだ左右の長さが違ったままだったとか。
***「いちご、」
…ぱちん。
「いちごってば」
白い虚の黒い爪を切ってやっていると執拗に名前を呼ばれた。
「なに?」
「…あのさぁ、いちごいっつもこの体勢で切るけどさぁ。俺といちごってまったくおんなじ体型なんだからぶっちゃけ無理ない??」
この体勢―というのは、後ろから抱き締めるみたいに腕を回して切ってやっているこの状態のことだろう。
でも自分も別にイチャイチャしたくてこんな体勢を強いているわけではない。最初は普通に前から切っていたのだけれど、前からのアタックでは他者の爪は異様に切りにくくて―‥こうやって向きを同じにした方が断然切りやすいのだ。
「大丈夫だって。おまえちっちゃいし。」
「小さくない!!!俺はいちごとおんなじサイズだって何回言ったら判んだよ!!」
虚はムキになって否定した。
「切ってやってんだから文句ゆうなよ。おまえが爪の切り方わかんないってゆーから切ってやってんだろ!!」
「それは最初だけで、何回もいちごが切ってくれたからもう判るよ!!そんなこと言うんだったら自分で切る!!」
だいたい、と虚は続けた。
「前からだと切りにくいからこうしてるんだったら、なにも抱き締めなくったってふつーに隣に並んで切ればいいと思う」
「おまえなぁ、抱き締められるのが嫌みたいな言い方すんなよ」
「そーゆうわけじゃなくて、いちごがかたくなにこんな効率悪そうな切り方を通すからだろ!!ふつーに抱き締められる分には気にならないけど、爪切りはゼッタイこんな体勢向いてない!!」
かわいくない…、と思いつつ、ぎゃんぎゃん吠えている口唇をちゅ、と塞いだ。
「…こーやってすぐキス出来るとことかいいと思うんだけど。」
「ば…ばか!!!なにも爪切ってる時にそんなことしなくても、いっつもやってんだからいいだろ!!」
「俺はいつでもおまえとシタイんだよ、わかるだろ??」
丸く切り揃えたばかりの爪先をぺろりと舐めてぱくんと口に含むと虚の手がびくっと震えた。
「いちっ―‥またテメェそうゆうセクハラを―」
「恋人がするのはセクハラじゃないだろ?」
抗議は軽く流して口内に含んだ指を付け根まで―‥口でするときみたいに舐めてやった。
「いちご、ちょっ―」
「…感じた?」
わざと耳元で聞いてやると他愛ない虚は泣きそうになった。
自分でもちょっと卑怯だと思うけれど―こんな攻撃(?)で泣きそうになるようではどれだけ口論したところで自分に敵うはずもない。
この虚の正体すらも良く知らなかった頃―‥なにもあんなに怯えなくてもこんなに可愛くてはどっちにしろ自分が押し倒してオワリだったなぁ、と昔のことをぼんやり思った。
「人がまじめに話してるのにすぐそーやってごまかす…!!」
欲求に忠実に行動しただけで別にごまかしたつもりはないが、目を潤ませてかなり怒っているのでさすがに悪いなぁという気持ちになった。
「…うーん、今の今まで後ろから切った方が切りやすいからこうしてんだとずっと思ってたけど、確かにサイズおんなじだから無理あるしおまえちょっとキツそうだよな。それならホントに隣に並んで切ってやればいいわけで。」
「だろ!?」
「…だから今気付いたけど、やっぱり俺おまえをこうしてたくてわざわざこうやって切ってるのかも。」
「はぁ!??」
虚は呆れて顔を顰めたけれど、気にしない。
「だから、こうしたい時は別にこれでいいだろ?ふつーに切る時はおまえが言ったとーり隣に並んで切ってやるから」
「なにそれ…。全然よくない気がするのになんか言い負かされそう…」
釈然としない様子の虚の指先を再び捕まえて―ぱち、と残りの爪を切る作業に戻った。
時々指先にキスしたり額やら口唇にまでキスしたりするから、確かに虚の言った通り効率は(かなり)悪い。
まぁ、こういうのも甘い時間のうちなんだから間違っていないと思う。
「そういえばおまえさ、昔…爪は何色がイイ?とか言ってたことあったじゃん」
「…そうだっけ?」
「あんだけ言っといて忘れてんなよ!!おまえが俺の上に跨がって迫って来てた頃の話だよ!!…まぁとにかく、あの頃はおまえがそんなこと言ってるからもしかしてわざわざ色塗ってるのかと思ってたんだよな…。でも、生えてくる爪もちゃんと真っ黒なんだよな〜」
つやつや光る爪先をしみじみと見つめて飽きもせずにまたキスをしたら、虚はちょっと悲しそうな顔をした。
「…まぁ、あのころはいちごを困らせるためならあることないこと何でもゆってたから。」
「?…なんで悲しそうなの?」
すれ違っていた頃のことを思い出した…というわけでもなさそうな顔なので、金色の瞳を覗き込んで聞いてみた。
「だって、こんな色きれいじゃないよな?…真っ黒だし。」
「…!」
虚が本気で悲しそうなので思わず爪切りを床に置いてそのままぎゅっと抱き締めた。
―やっぱりこの体勢の方がいいじゃないかと頭の片隅で思った。
「ばかだなぁおまえ、こんなにきれいなのにコンプレックスなのか?」
「なッ―」
「いっつも抱くときに言ってるだろ?どこもかしこも…おまえはマジできれいだって…」
「きれいっつったって…俺はいちごの色違い…」
「俺とは全然ちがうだろ?この指も目も髪も…。だいたい俺はおまえほど睫毛長くねーし。このツメだって、オンナノコよりつやつやして手入れしてあるみたいにきれいだなぁってあの頃から思ってた」
「手入れなんかしてねーよ!!もういいよ恥ずかしい…!!」
虚は頬を染めてそっぽを向いた。その頬に口付けて呟くように言い聞かせる。
「…ほんとだよ。ハダカだけじゃなくて服着てても。おまえはぜんぶきれいだよ」
「…もういいって!!良く自分のことそんなに褒められるな」
しつこく畳み掛けられて虚はさすがに真っ赤になった。
むしろこちらとしてはそんな話をしていたら無性にそそられて、着物の衿をちょっとだけはだけて真っ白な肩口を軽く吸った。
「ッ…なんでいきなりサカってんの??」
「しょうがないだろ、今回はおまえが悪いよ」
「は?なんでだよ!意味判んねぇ」
「どこでシタイ?」
「人の話聞けよ!まだ爪切り終わってねーし!!」
「終わったらまた切ってやるから」
虚は溜息をついて中途半端に処理された両手の爪を見た。
「左手なんか手付かずだから、コレでツメ立てられたらいちご背中結構イタイよ。血ィ出るぜ」
「いーよ。爪立てられるの結構好きなんだ、なんか愛されてる感じでさ…。幾らでも刔っていいから」
「…そんなMみたいなことゆーんだったら、ほんとに大ケガするくらいエグってやるから!」
「いーよ、できるもんならな」
不満げな口唇にキスをすると、そのまま虚の細い手を引いて近場の寝室の扉を開けた。
珍しく抱え上げなかったので虚は少しだけ機嫌が良くなった。
「いちごがこんな手近なとこでヤるなんて珍しーね」
「ここ、確か鏡張りの部屋だったよな」
「‥‥‥え。」
「おまえ自分がどんだけきれいか判ってないみたいだからさ。見せてやるよ。しかもおまえは俺に抱かれてる時が絶対、いちばんきれいだから!!」
「いっ…いい!遠慮する!!百歩譲ってそうだったとしても、自分で自分のこときれいだとかゼッタイ思えないからムダだって!!!」
虚は途端に逃げ腰になって、握った腕が引き千切れるくらいの勢いで逃げ出そうとしたので、後ろから捕まえて抱き締めた。
「だっておまえどこがいいって聞いても答えなかったじゃん。どこでもいいんだろ」
「どこでもイイけどここはヤダッ…!!」
「なんで?」
「恥ずかしいからに決まってるだろ!!」
「だから興奮するんじゃねーか。空座の方で恋次と一回使ったことあるけど盛り上がったぜ?やっぱ直接視覚に訴えるってのはこう…」
「そんなこと聞いてねぇから!!」
虚はねこみたいに無理矢理腕の中から抜け出すと、もの凄い早さで白い斬月を引き抜いて構えた。
「ほぉー‥」
「どーしてもってゆうなら俺に勝ったら、鏡の前でどんなプレイでもしてやるよ」
「へぇ…その言葉忘れんなよ?」
「その代わり俺が勝ったら…そうだな、今日はお預け。たまには我慢しろよ」
「いいけど…カワイイおまえが俺に勝てると思ってんの?」
「どっからそんな自信が来んだよ!!」
「ハイハイ。そーだよな、たまには実力でおまえを捩じ伏せないとな。でもココじゃあ家が壊れるから外行くぞ」
「はーい」
虚は手を挙げて自分のあとをヒヨコみたいについてきた。
いつも抱き上げてばかりいるけれど、歩かせたら歩かせたでカワイイんだよなぁ、とか思わず頭の悪いことを考えた。
家から少し離れると例の如く荒野しかないけれど、こんなことがあった時やたま〜に修業だとか腕慣らしとか、この虚が退屈しのぎにザコを狩ったりするのに使用されている。
「卍解あり?」
「ナシ。このあとエッチすんだから。」
「バーカ、俺が勝ったらしねーよ!!!」
いきなり飛び掛かってきた虚をひらりと避けながら―‥抱かれてる時もいいけれどやっぱりこうして斬魄刀を握っている時は本気できれいだなぁ、と悠長に感心した。
―その後、結局決着がつかないままヘトヘトになってエッチどころではなかったとか。
『おまえの方が確実に勝てる賭けだったじゃねーか!!』
『気付かない方が悪いだろ』
さらに爪を切っていたことなどお互い記憶の彼方に忘れ去ってしまっていたので、虚の黒い爪はしばらくのあいだ左右の長さが違ったままだったとか。
…爪ひとつ切るのに大騒ぎですね。(なぜか他人事)
とりあえずこんだけ騒いどいて右手しか切ってないとかまじありえない…
爪くらい切ってからにしろと言いたいね!!!
これじゃあほんとにカカイルのカカシ…いやなんでもなry(100回目)
こんなこと書いといて何ですがサリンさんは他人の爪とか切ったことありません\(^o^)/(オーイ)
とりあえず黒崎さんは内なる虚にフィルタが5枚くらい掛かってるので気にしないでください。(…)
睫毛長いとかゆってんのは例の如く黒崎さんの勘違…(以下省略)
…まぁ、私は100枚くらい掛かってるけど。>フィルタ(!!!Σ(´∀`))
とりあえずいちばん書きたかったのは『卍解あり?』なのでいいです。(そこ!?Σ(´∀`))
男の子のこうゆうところが好き。(まったくわからない…)
それにしても誰も喜ばない黒白ばっかり書いてまじすいません\(^o^)/
よりマイナーな方に全精力を注いでしまう可哀相な子\(^o^)/>私
そうしていつも燃え尽き…以下省略。
いよいよ18[インパチ]への序曲ってかんじだな…(虚ろ)
自身が燃えているため先は長く…(以下略)
いつも通りタイトルがあんまりすぐるが…まぁいまさらタイトルのひとつやふたつ\(^o^)/(?)
ちなみに爪に色塗る〜とかゆってるのはお題5の頃です。(どうでもいい…)
鏡プレイは…いつか、、、、、(もういいよ!!)