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「なぁ、セックスしねぇ?」
一護のベッドに転がって漫画を読んでいたら、いきなり部屋にやって来た一護が何ごとかのたまいだしたので思わず口に含んだせんべいを吐き出しそうになった。 気ままな居候生活は気に入っているが(精神世界では斬月、こちらでは一護の家で適当にダラダラしている…)この王サマは突然妙なお誘いだとか、突拍子のないお願いごとをして来たりするので油断出来ない。 たしかついこのあいだもキスして―とか強請られたっけ。(勿論、美味しく頂いたけれど) ベッドの上でボロボロ零しながら食うなとか、いつもなら出て来そうなお説教のひとつもなかったくらいなので別に冗談で言ってるわけではなさそうだった。
「…はぁ?」 「だから、俺とセックスしない?って、誘ってるんだけど」 「…誰が??」 「だから、テメェだってば」 「…一護さぁ」 「?」 「ヤって欲しいだけなら、アイツとやればぁ?」
部屋のど真ん中でエロ本を開いたまんまで爆睡しているコンを指差して言ってやったら一護は真っ赤になって怒った。
「アホなこと言うな!!誰でもいいわけじゃねえよ!!」 「だって、一護、経験したいだけだろ??」 「…それもあるけど、相手はおまえがいい」 「なんで?いっぱいいるだろ?徒歩5分くらいのとこに変態(浦原)とメガネ(石田)、下の階には親父、あと…もーしばらくしたら赤いの(恋次)とか遊びに来るだろ?」 「てめーは俺をなんだと思ってんだよ!そんなヤツら…ましてや肉親とヤれるか!!とにかくおまえがいい!」 「えー、今すぐ?漫画読んでんのに…」
めんどくせぇなぁ、と思いつつ身体を起こした。自慢するつもりはないが、自分は性欲なんか超越した存在なのだ。人間のガキなんかとは人種が違う。 目の前の一護は頬を桜色に染めて、ちょっとぎょっとするくらい大きな瞳で自分をじっと見つめている。かわいこぶりっこしているつもりなのか、それとも素なのか知らないが―我が主ながらたしかにかわいい。それは認める。
「…おまえがいちばんうまそうだし。」 「たしかに、それは間違ってねぇ判断だな」 「…。(ちょっと機嫌が良くなった…)」 「言っとくが、俺は上しかやんねーぜ」 「(あっさりその気になった…)だったら、百歩譲って俺が受ける方でいいから」 「でも王みたいなガキを?俺が抱くの?こないだチューしたばっかなのに、早いんじゃねぇの??」 「しっ、失礼だな!!テメェだって俺なんだから似たようなもんだろうが!!」 「似たよーなもんじゃねーよ、ドーテー。」 「ッ―!?て、てめぇは違うのかよ!」 「あー‥、まぁそのへんは置いといて…」 「てめっ…誤魔化す―」
うるさい口唇を塞いで、一護の腰を思いっきり抱き寄せた。―ちょっと歯列を舐め上げて舌を絡めてやるともう息が上がって―こんなにも容易く瞳が潤んでしまうくせに。 そりゃあ自分だってカワイイこの王サマが欲しいと思ったことがないわけではないけれど。―だって、こんな子供に手を出すのはたしかコッチじゃあ犯罪だろ?
「俺でいーの?一護…」 「ん…おまえがいい」
可愛く応えた口唇をまた遠慮なく塞いで―ベッドに置いたままだった漫画を床に放り投げた。
***
誘い受が書きたかったのになんか(全然)チガウ… あとさんざ「黒崎さんはドーテーじゃない!」って(1年以上)言い続けてきてなんだけど、受な黒崎さんはドーテーでもいい。(オイ) もしかして私は単に攻がドーテーなのが嫌なだけなのか?(…) そして私は黒崎さんと白い子はどっちも大好きなんだけど、白い子をより大好きなせいか白黒でも黒白でも白い子を大好きな黒崎さんというなんとも謎なテイストになってしまうま…(
´Д`) まぁ黒白黒が愛し合ってたらなんでもいいからそういう細かいことは気にしない!!← いろいろ細かい設定がいちいち違うけど、それも気にしない!! そしてコンの存在を忘れている白黒のふたり。(…) |
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